動物愛護。
はじめて動物愛護というものに関わったのが2006年のひろしまドッグパークでのボランティアでした。
実は、崩壊が発覚しレスキューが入る2週間くらい前に愛犬と近くの広場で遊んでたんですよね。
ドッグパークというのに犬があまりいないなぁ、何か不思議な感じだなぁと思ったことを覚えています。
で、その知らせを聞いた時はいてもたってもいられなくてすぐにボランティアに参加しました。
私は犬舎の掃除。
もちろん何もかもはじめてのことなので本当に衝撃でした。
そこから何とかして出ようとしたんだね。
苦しかったね、辛かったね・・・すぐに出してあげるからもうちょっとがんばって!とむせるような臭いが充満する犬舎で涙が出そうになりました。
痩せこけた体と訴えるような瞳が今でも忘れられません。
狭いゲージに入れられっぱなしだったんだろうか、いったいどれくらいの間・・・。
・・・後日、業界に詳しくこの施設のこともよく知っている知人からいろんなことを聞きました。
当時の経営者も何とか助けようとしてたんだよね、犬たちのこと。
そして当初レスキューに入った団体のこともいろいろ知りました。
ご存知の方も多いと思うけれど、本当に複雑な気持ちでした。
広島市や県に対しても書面を送ったりしたなぁ。
・・・あれから十数年、犬を取り巻く環境は変わっただろうか。犬に対する飼い主の気持ちや在り方は変わっただろうか。
私はより深い愛情を今の愛犬に注いでいるだろうか。
犬の魂と真正面から向き合えているだろうか。
まずはそこが一番大切なことだと考えます。
写真を撮る前、撮る時はいつもそう思います。
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